リウマチの治療方法について

こんにちは!リハビリテーション科です!

最近は暑い日が多いですが、体調の方はいかがでしょうか。

 

前回は、関節リウマチの症状や分類を紹介しました。

今回は、関節リウマチに効果的なリハビリやセルフトレーニングを紹介していこうと思います。

 

関節リウマチのリハビリテーション

患者のQOLを維持するために、リウマチの治療において薬物療法、手術療法とともに重要な位置を占めます。消炎・鎮痛や血流改善、関節可動域や筋力の保持・改善を行い、少しでも日常生活がスムーズに行えるようにする必要があります。

消炎・鎮痛、血流改善では物理療法を行い、温熱療法や水治療法、温泉療法、寒冷療法、電気・光線療法などがあります。

関節可動域や筋力保持の改善では運動療法を行い、可動域訓練や等尺訓練、自動運動、他動運動などがあります。

 

関節リウマチのセルフトレーニング

トレーニングによって、関節の動きや筋力の維持・向上や関節の変形を防ぐことができます。

筋力トレーニングは歩行能力の維持・向上させるために足の筋力をつけることが重要です。

今回は手と足のトレーニングを紹介したいと思います。

 

手のトレーニング

手首を動かして可動域の維持・拡大のためのトレーニングです。両腕を前に伸ばした状態で、手首をゆっくり上下に動かすのを10回程度行います。痛くない範囲で行いましょう。 

 

 

 

 

足のトレーニング

移動能力の維持・向上のためのトレーニングです。手で壁や机、椅子などでも良いので、支えを持った状態でたったまま踵上げを10回程度行いふくらはぎを鍛えます。

 

 

 

腫れている時や熱っぽい時、痛みなど炎症症状がある場合は冷やしたり安静を保ったり、関節に負荷がかからないようにしましょう。

 

気になることがありましたら当院にご相談ください。

2024年08月01日