五十肩の運動療法について

こんにちは! リハビリテーション科です!

残暑が続きますが、体調の方はいかがですか?

 

前回は、五十肩についてどういったものなのか、どんな症状が出るのかを紹介させていただきました。今回は、五十肩に対しての運動療法や注意点を紹介していこうと思います。

 

疼痛痙縮期

この時期は痛みが出やすいので、肩甲骨周りの動きの改善をします。

肩関節は動かさず、肩甲骨を上下に動かす運動をしましょう。

1日20回~30回を2~3セットしてください

 

 

猫背にならないように注意してください

 

 

拘縮期

肩の動かしにくさが強くなり、日常生活に支障が出やすくなる時期なので、肩周りの筋肉のストレッチを行いましょう。

 

痛みがある方の腕をもう片方の腕で介助するように持ち、腕を上下させます。

1日20回~30回を2~3セットしてください

痛みがある方の腕は力を入れず脱力させてください。

 

 

痛みが減ってきたら座位で行います。

 

 

痛みがある方の肩が上がらないように注意してください。

 

 

痛みが強い時期に無理な運動を行うと、痛みの増悪を助長する可能性がありますので、注意して下さい。

気になることがありましたら当院にご相談ください。

2024年10月01日